普段のお掃除で

ポイント人もお家も、不具合は早期発見が大切です。
普段のお掃除の中などでチェックできるポイントの一部を載せました。

近々リフォームを考えている方も、今後の知識として覚えておきたい方も、ぜひいつものお掃除で我が家の点検をしてみましょう。

普段の部屋掃除の際のチェックポイント

普段、お家を掃除している中でも、少し気をつけているだけで、修理が必要な所に早めに気付くことができます。

家具の裏のコンセント
普段使っていない家具の裏のコンセントは、ホコリがたまると火事の原因となり危険です。
コンセント用の樹脂キャップでフタをしておき、壁紙の張り替えリフォームの際に、使いやすい位置に移動させましょう。

照明器具が切れやすい(※できるだけ早めに対応を)
電球の切れやすい照明は、主な原因として、器具本体の故障や電球が器具と合ってないほかに、ドアの開閉で振動が伝わりやすいことなども考えられます。
故障した電気器具を使い続けることや、器具と合わない電球の使用は危険なので、できるだけ早い交換リフォームがオススメです。また、振動が多い場合は、照明の位置の移動や、振動防止の工夫をしましょう。

照明器具の中に水がたまっている(※早急に対応を)
照明器具を外した際、水のたまった跡があったら、雨漏りで電灯線を伝わって流れ込んでいる可能性があります。漏電から火災への危険がありますので、早急に業者に見てもらいましょう。

壁の黒いシミ・畳の裏や床下の湿っぽさ(次の雨期までに対応を)
これらを見つけたら、カビを疑いましょう。カビは一度生えてしまうとなかなか除去できず、壁を剥がして塗り直すリフォームが早道になるため、業者に見てもらいましょう。
カビを防ぐためには、常日頃から風通しよくしておくことが有効で、タンスなどの家具も壁から少し離しておくと良いです。リフォームで塗り直す場合も、よく乾燥させる必要があるため、梅雨などの長雨シーズンは避けるようにしましょう。

生活に密接する水まわりのチェックポイント

キッチン、トイレ、浴室などの水まわりには、電気設備や給排水管などがあるので、普段からチェックしておくと良いです。

排水の流れが悪い(できるだけ早めに対応を)
キッチン・トイレ・バスルームなどで排水の流れが悪い場合は、排水管が汚れて詰まっているのかもしれません。専用洗剤を使って掃除をしても直らなければ、頑固な汚れや詰まり、排水マスの問題が原因の可能性があります。溢れてしまう前に業者に見てもらいましょう。

換気扇から異音がする(できるだけ早めに対応を)
異音がする時は、中でファンがぶつかるなど機械的な異常が発生している可能性があります。掃除しても直らない場合は、できるだけ早く修理交換しましょう。

給湯器からの異音や水漏れ、温度調節の不調(※緊急で修理または交換を)
給湯器から異音がしたり水漏れの跡を見つけたら、すぐに修理を依頼しましょう。完全に壊れてからの修理では、数日間お湯が使えなくなってしまいます。10年を過ぎ、温度の調整が不調になってきたら、そろそろ交換リフォームの時期です。

トイレの水が止まりにくい(※緊急で対応を)
タンクのついているトイレは、タンクのフタを開けて、浮き玉のズレや鎖のカラマリが無いかチェックしましょう。中の部品だけ交換することもできますが、20年を過ぎた便器は、表面の劣化も進んでいますのでそろそろ交換リフォームを検討すると良いです。

浴室のゴム部分(コーキング)のひび割れ(できるだけ早めに対応を)
コーキングとは、防水の役割を持つ、浴槽と壁のスキマを埋める白いゴムです。劣化すると防水の役目を果たさなくなりますので、早めの補修または打ち直しが必要です。打ち直す場合は、古いコーキングを剥がさなければならず、業者に依頼した方がいいでしょう。

窓まわりのチェックポイント

サッシは防犯性能や、断熱性能など、家の安全性と快適性に大きく影響します。

サッシ・網戸・雨戸の腐食やがたつき(次のリフォームで対応を)
サッシや雨戸がガタついている場合、本体の調整で直ることもあります。しかし、雨戸が木製の場合は腐食や反り、アルミやスチール製の場合はパッキンの摩耗や歪み、緩みなどが主な原因の場合もありますので早めに補修した方が良いです。築25年を過ぎている場合は、サッシと共に雨戸の交換リフォームも検討しましょう。

網戸の破れ(春までに対応を)
最近は網戸のアミの破れをDIYで補修する人もいます。ただ、ご自身のスキルによって出来栄えが変わってきますので、自信が無い方やきれいにしたい方は、業者に依頼して張替えリフォームをしましょう。今では、虫の寄り付きにくい網や猫の爪に強いもの、花粉までカットしてくれるものなど、様々な種類がありますので、春など虫が出てくる前に対応しましょう。

サッシの鍵のゆるみ(※緊急で対応を)
サッシの鍵は防犯上非常に大切です。緩みがないか常に点検しましょう。特にクレセント錠が緩んでいると、外から揺らすだけで簡単に開いてしまう恐れがあります。

ガラスの結露(冬までに対応を)
結露は枠の腐食だけでなく、カビの原因にもなってしまいます。断熱効果の高い窓といサッシに交換すると、冬も暖かくなり、光熱費もお得になります。

外周りのチェックポイント

家の外周りは、外から見てチェックしましょう。ただし、屋根に上るのは危険なので、高い所のチェックは業者に依頼しましょう。

外壁のヒビ、コーキングの劣化がある(できるだけ早めに対応を)
外壁に細かいヒビを見つけたら、劣化が進む前に再塗装が必要です。コーキングの劣化は早めに打ち直しをオススメします。大きなヒビの場合は、家の歪みや地盤沈下が起きている可能性がありますので、業者に依頼して家全体の点検をしましょう。

雨どいがズレている、歪んでいる(早めに対応を)
雨どいは家を雨から守る大切な部品なので、ズレていたり、歪んでいたりしたらできるだけ早く修理をした方が良いです。
ただし、雨どいの交換には足場が必要なので、リフォームをする場合は、外壁や屋根など、他に足場を必要とするリフォームがあれば、一緒にやるのがお得です。

地面や基礎が濡れている(※緊急で対応を)
晴れた日が続いているのに、外壁や接した地面が濡れていたら要注意。漏水の恐れがありますので、すぐに点検・修理を依頼しましょう。

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